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絶対のグルメ
2020.08.11

日本茶ブーム到来!福岡で今オススメの「日本茶専門店 茶舗ふりゅう」で日本茶の奥深さに触れる

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コーヒーやタピオカなど様々なドリンクの専門店がある現代で、ここ最近日本茶の注目度が高まってきており日本茶ブームが到来していると言われています。
日本茶は日本人にとって馴染み深い飲み物ですが、日本に限らず海外でも年々人気が高まってきており、2017年の輸出量は緑茶が144億円で、ウイスキー(136億円)やビール(128億円)の輸出額を上回りました。
そんな世界的にも魅力が広まってきている日本茶ですが、今回は日本茶の新たな魅力に触れるべく以前から気になっていた「日本茶専門店 茶舗ふりゅう」に行ってきました。
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お茶の伝統を途絶えさせないように

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「日本茶専門店 茶舗ふりゅう」は2019年の9月にオープンした日本茶の専門店です。

店名の"ふりゅう"の由来は「風流」という、先人の遺した良い流儀という意味の雅やかな言葉から付けられており、お茶の伝統を途絶えさせないようにとの想いが込められています。

「ふりゅう」は、ここにいるよ・・・青山テルマ風

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渡辺通駅から徒歩5分程、住吉通りの清川交差点のすぐ近くに店を構える「日本茶専門店 茶舗ふりゅう」

道向かいにはサンセルコを望み、天ぷら屋さんの横にひっそりと看板があります。

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うっかりしていると見逃してしまいそうですが「ここにいるよ・・・」とのテレパシーをしっかり受け取り、素通りすることなく発見。
店の内観が見えないので、少しドキドキしながら階段を上がると・・・

「ふ」と書かれた扉が出迎えてくれました。扉を開けると、そこにはなんとも落ち着く素敵な空間が広がっています。

優しい音楽が流れる店内にテーブル席が2席とカウンターに4席。
私たちが1組目だったので(オープンめがけて訪問した理由は後程)自由に席を選べました。

今回はお茶のことをいろいろ教えてもらいたいと思って訪問していたので、カウンターを選んで着席。

自分の今の気持ちに会った茶葉を選べる特別感

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席につくと、まずお猪口サイズのお茶が出てきます。

そのお茶を味わいながらメニューに目を通すと、きび糖抹茶ミルクやレモングラスほうじ茶など気になるドリンクメニューがいくつも!
今回はその中の「Tasting Studio Menu」 から選ぶことにしました。

しかし、ここからメニューを決めるまでに軽く5分は費やすことに...厳しい自分との闘いのゴングが鳴り響きました。

それぞれの茶葉毎に「旨味・渋み・とろみ・爽やかさ・香ばしさ・濁り」がレーダーチャートで記載されており、それを見ながら茶葉を選びます。

主に取り扱いがあるのは八女と静岡のお茶で、この日は9種類だったのでその中から1つを選びます。

ざっくりとした傾向を言うと、静岡産の方が渋みが強いそうです。

日本茶インストラクター田代さんが好みを聞いてアドバイスをくれるので、そちらのアドバイスとチャートを参考にしながら悩みに悩んで...

今回私は旨みが強いものを飲みたかったので、八女の碾茶(てんちゃ)「碾~Ten~」(税込1,500円)を、一緒に行った友人は苦みの強いお茶が好みで普段八女茶を飲んでいるから違うのを飲んでみたい!と静岡のお茶「凛~Rin~」(税込870円)を選びました。

カンカンカーーーン(勝利のゴング)

え?同じ茶葉ですか?と3度驚く

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茶葉を選んだあとは、目の前でお茶を淹れてくれます。

茶葉によって急須の形も変えられているようで、私の「碾」は一般的な丸い急須で、友人の「凛」は平型急須でした。
茶葉も見せてくれるのですが、種類によって茶葉の大きさや形が全然違って驚きました。

「碾」は抹茶の原料となるてん茶なので、青海苔に似た形をしています。

「凛」は葉が大きく、一般家庭でよく見る粉っぽい茶葉ではなく、長楕円形で大きい形をしています。
市販の茶葉は細かい茶葉が湯呑に出ますが、凜はほとんど出ないくらい茶葉がしっかりしています。

一煎目は

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まず一煎目は

「碾」


淹れ方:30℃で少量(50ccくらい)淹れる
色:薄い山吹色=美味しいお出汁のような澄んだ色

出汁のような深みのある濃い味わいでとろみがありました。
碾茶は元々渋みが強くないので、茶葉の旨味がギュッと詰まっており、出汁!という感じで鼻に香りがふわぁ~ッと抜け甘みを感じます。

今まで飲んだことのない新感覚の味で衝撃が走りました。

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「凛」


淹れ方:茶葉に直接氷を乗せてしばらく置いた後に氷水で数分淹れる(量は50ccくらい)
色:薄い山吹色=美味しいお出汁のような澄んだ色

口に入れるとファーストインパクトは出汁!!?と思うくらいの衝撃を受けます。

氷や水など低温で淹れると外側の甘みや旨みを感じやすいそうで、甘みと旨みももちろんありますが元々持っている渋みも加わり、出汁のように旨みがギュッと詰まった味でした。舌触りはなめらかで、鼻から抜ける香りもお茶というよりは出汁に近かったです。

一煎目は「碾」も「凛」もお出汁のような旨みが詰まったお味で、「碾」と「凛」で比べると「碾」の方がより出汁感が強く感じました。

二煎目は

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続いて二煎目は

「碾」


淹れ方:80℃のお湯で淹れる(80℃は、旨みも出しつつ渋みも感じられ、ちょうどいいバランスの味を楽しめる温度とのこと)
色:黄色と茶色が少し混じったような色味

口に入れると深みのあるまろやかな味わいが広がり、渋みは少なめで飲んだ瞬間「美味しい」という言葉が自然と出てしまいました。
まろやかという言葉がぴったりで旨みがしっかりと感じられます。

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「凛」


淹れ方:熱湯後すぐに大きめの氷を3つほど入れた後氷水で淹れる(最初に熱湯で茶葉を少しだけ開かせて、お茶の風味を出している)
色:山吹色と黄緑が混ざった色で山吹寄り

1杯目と全く違う風味で、ぐんと普段飲んでいるお茶に近づきました。しかし、渋みというよりは爽やかさが強い味になっています。
爽やかな煎茶の香りで白ワインのグラスに淹れることでグラス内で香りがたち、香りをより楽しめます。
出汁感は減り浅めに入れたお茶の味がしました。

ここで登場!待望のガトーショコラ!今までで食べた抹茶のガトーショコラで断トツのNo.1

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実は、私が「ふりゅう」で絶対に頼みたかったお目当てのメニューがこの特濃星野抹茶ガトーショコラ(税込750円)なのです!

事前に1日10個限定という情報を入手していたので、これは早めに行かないと食べられないかもしれない(焦)!と、本来は15時のティータイムで訪問しようとしていたところを時間を早めて11時すぎに来店したというくらいに絶対に食べたかった1品です。

ガトーショコラにはこれまた抹茶をふんだんに振りかけてくれます。

このガトーショコラがもう絶品。
さすが日本茶専門店で取り扱っている抹茶を使って手作りしているというだけあって、今まで食べた抹茶スイーツの中でも断トツ抹茶の風味が強く感じられ、抹茶好きにはたまりません!!!

ガトーショコラというとずっしり感があるので、1個食べたら重たくなってもう十分となるものも多いですが、こちらのガトーショコラは甘さが控えめでもう1個食べたいと思えるガトーショコラでした。

これはもう「食べれて良かった~」の一言につきます。それくらい本当に美味しかったです。

これがまたお茶と合うんです!

そこまで教えてくれるんですか?サービスしすぎじゃありませんか!?

実は「ふりゅう」では、お店で飲んで食べて終わりではなくて家で楽しんでもらいたいとの思いから、店舗で日本茶や抹茶の販売もされています。

それだけでも有難いのですが、なんと絶品ガトーショコラのレシピまで教えてくれちゃうんです!!!

「え?自分で作れるようになったらお店に食べに来なくなっちゃいますけどいいんですか?」と思わず言ってしまいました。

日本茶を取り入れた生活を楽しんでもらいたいという熱意を感じました。

かく言う私はお菓子作りも趣味の1つで、抹茶を使ったお菓子も今までたくさん作ってきましたが、市販のものでここまで抹茶の風味が濃いものに出会ったことがありませんでした。

美味しい抹茶を使うとお菓子の出来も全然違うということをこの日実感した次第です。

三煎目

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「碾」


淹れ方:沸騰したお湯で淹れたお茶を、氷に注いで冷茶でいただく
色:グラスに注がれたお茶は澄んだ綺麗な黄緑色で、眺めるだけでうっとりするほど

沸騰したお湯で淹れているので、低温で淹れた一煎目や二煎目よりも渋み(苦み)が出ていました。
香ばしさや旨みや渋みが絶妙なバランスで合わさり、アイスで頂くのでスッキリしてキレが出てとても美味しいです。

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「凛」


淹れ方:熱湯で入れる(茶葉を開ききって、茶葉の中にある渋みの部分を出す。)
色:2杯目と同様山吹と黄緑の混ざった色、黄緑寄り。

嫌な渋みではなく爽やかさと甘みのある渋みです。
茶葉も2杯目までと一変し開ききって苦みと渋みが強くなる分、甘味と良く合いました。

後日談・・・日本茶のある豊かな生活

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日本茶にすっかり魅了された私は、日本茶と製菓用の抹茶を購入しました。

早速、来客時に「ふりゅう」で購入した日本茶を淹れて出したところ「このお茶美味しいね!」と言ってもらえました!
違いがすぐに分かるレベルで美味しいお茶を淹れれるようになったことが嬉しい!

お休みの日に、教えて貰ったレシピと購入した抹茶でガトーショコラも作りましたが、これまた最高に美味しかったです!

焼きたては軽い口当たりで、冷やすとギュッと詰まってガトーショコラ感が増してより美味しいです。
あっという間になくなってしまったので、また作りたいと思います♪

サブスクリプションがあるの!?しかも安すぎる!!!

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メニューの中で気になって仕方なかったのがこちら!
サブスクリプション!!!

540円以下のメニューが1か月2,000円で飲めるという破格の値段設定!
1か月に4回通えば元が取れてしまいます。

思わず「これは安すぎますよ!」と言ってしまった程...笑

美味しさは間違いないことが分かったので、これはもう入るしかありません!!いや、入らずにはいられません!!

しかし、気になった皆様ご注意を・・・入会から1か月ではなく、月初1日からの1か月なので入るのであれば月の上旬にしましょう。

まとめ

念願だった「日本茶専門店 茶舗ふりゅう」は期待値も高かったですが、それを超えるくらいの感動と驚きと学びがありました。

一種類の茶葉で、一煎目→二煎目→三煎目と全く異なる表情を魅せてくれる日本茶の魅了に翻弄されっぱなしでした。
今まで家庭で数えきれないくらいに飲んできた日本茶ですが、全く別物かと思うくらいのお茶の持つ表情の変化に触れ、家でもっとお茶を楽しみたい!と思えました。

お茶好きの方はもちろんですが、新しいお茶の魅力に触れることができるので、いろんな方に足を運んでもらいたいです。
お茶の淹れ方や温度なども家庭で実践できるように丁寧に、そして隠すことなく教えてくれるので初心者でも取り入れやすいと思います。

また、実際に飲んでみて美味しかったお茶や使用されている抹茶もその場で購入することができるので、ぜひ家庭で取り入れてお茶を楽しむ人がもっと増えていったらいいなぁと思います。

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スポットSPOT

日本茶専門店 茶舗ふりゅう
福岡市中央区清川1丁目6-9 2F
092-521-3933
営業時間 月/金/日 11:00〜20:00 木/土 11:00〜22:00
定休日 火・水曜日
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