夏はやっぱりところ天!創業60年、飯塚の山の麓に突如あらわれる絶メシ、「あかねや名物ところ天 よしの」さんの瑞々しさ全開のところ天

大坪がところ天を求めて意気揚々と行ってきた動画を作ってましたので、今回はそれを書き起こしてご紹介します!
この記事を書いたサラダボウラー

〈目次〉
まずはじめに言っておきたいことがあります。
とにかく情報が少なく探しても正解を見つけられず、看板からも分からず、お店に行った大坪も聞いてこなかったので分からないこと、それはお店の名前は「あかねや」なのか「よしの」なのか、ということです。
ぜひともご存じの方に教えていただきたいです。。
本記事では間違いがあったら失礼ですし、長いものに巻かれる精神で、Googleマップに従って「あかねや名物ところ天 よしの」さんというフルネームにしておきます。
ところ天の歴史は1300年以上

ところ天は古くは奈良時代には既に「ところ天」と呼ばれて存在していたそうで、その歴史は1300年くらいあると言われています。
呼び方が「ところ天」になる前の時期もあったそうで、その時期も含めると1300年以上の歴史がある食べ物なんです。
当時は貴族の食べ物だったようですが、江戸時代に入り庶民の間食として好まれるようになり、砂糖や醤油をかけて食べられていたそうです。
実は素麺も時を同じくして(奈良時代)誕生し、江戸時代に庶民に普及したそうです。
ちなみに「ところ天」も「素麺」も俳句における夏の季語です。
昔から日本人の夏の風物詩だったのでしょうね~、エモい!
「あかねや名物ところ天 よしの」さんのあるエリアで生まれた筑前茜染めは日本で初めて日の丸を染めた技法

飯塚市の三郡山にある「あかねや名物ところ天 よしの」さんに向かう道中、ひっそり佇む「筑前茜染之碑」
※画像は飯塚市観光ポータルより(http://kankou-iizuka.jp/)
「あかねや名物ところ天 よしの」さんの近くには「サンビレッジ茜」という宿泊施設があります。
人工芝ゲレンデやBBQ施設があり、スキーやキャンプファイヤー、天体観測などが楽しめる施設です。
また、「茜(あかね)」と名の付く施設が他にもあります。この茜という共通項目を紐解いていくと「筑前茜染め」が生まれたエリアであるという背景にたどり着きます。
この「筑前茜染め」ですがなかなかの歴史を誇る染め物で、江戸時代の末期に幕府が日本船の印として日の丸を用いることにした際、その旗を染めた技法がこの筑前茜染めなのです。日本で初めて日の丸を染めた技術の生まれた地、ということですね。
なんとも歴史を感じます。
全くもって関係ないですが私はフジファブリックの「茜色の夕日」という歌が好きです。
お店は山道に突如としてあらわれるので見逃し注意


山道を走っていると、歴史を感じる外観のお店と向かいの駐車場の看板が突如あらわれます。
看板には「トコロテン」と「そうめん」の文字が。
夏を感じさせます。

そして、夏っぽくお店の外でも食べられます。
木々に囲まれた中でところ天をすする。
想像しただけでも涼しくなってきます♪
「あかねや名物ところ天 よしの」さんの営業日と営業時間にご注意

写真の時点でお分かりかと思いますが「あかねや名物ところ天 よしの」さんの営業は
- 営業期間:4/1~10/14(2020年。毎年変わるかもしれません。)
- 営業日 :木曜~日曜(月~水が休みです。)
- 営業時間:10:30~16:30
※2020年8月現在、テイクアウトのみ
となっておりますのでご注意ください。
大坪は確かめずに行ってしまい、その日は店休日でした。(詳細は最後の動画で)
名物のところ天は瑞々しい透きとおった味がする

営業日に出直し、無事にところ天をゲットして返ってきた大坪。

「瑞々しい透きとおった味がする!」
弾力、歯ごたえがある麺で(これ、麺という表現でいいのか...?)ちょっと甘めのおつゆがベストマッチするとのこと。
いやーコメントと画を見てると無性に食べたくなってきます...
この名物ところ天、山から引いた水で作っていて、薪で炊いているそうです。
60年も続く歴史を感じさせてくれる味、「あかねや」さんか「よしの」さんかは最後まで分からずじまいですが、ぜひみなさま一度機会があったらご賞味ください!
私もこの週末行ってきます♪
大坪の動画はコチラ(ドライブがメインです笑)
【動画】絶メシ!あかねやのところてんの情報求ム!
