福岡のソウルフード『びっくり亭』の『鉄板焼肉』が最高にうまい!にんにくと辛味噌と白ごはんの最強組み合わせ。本店限定の意外な持ち帰りメニューも発見!

福岡といえば、ラーメン・もつ鍋・水炊きが郷土料理として全国的に有名ですが、実は「鉄板焼肉」もソウルフードとして多くの地元民に愛されています。
創業は昭和38年と非常に古く、今では福岡県内に6店舗、宮崎県に1店舗を構えています。
人気が広まりすぎて、それにあやかろうと「元祖」を名乗ったり、店名を若干変えたりする類似店が福岡にも数あり、ホームページにも注意書きがされるほどでもあります。
この記事を書いたサラダボウラー

早速、びっくり亭本店へ

本店は、JR鹿児島本線の「南福岡駅」から、徒歩2分ほどの位置にあります。
「南福岡駅」の東口(出入り口は一つしかありませんが)をおりて、向かって右側の路地を進みます。

ミスドの前の路地に入っていくと、路地に入って100mほどでお店が見えてきます。

大体いつもお店の前は行列ができていますが、この日は、開店直後に訪れた為か、並ばずに入ることができました。


店内は、どこが昭和感が溢れる佇まい、そして強烈なニンニクの匂いと煙が立ち込めます。
席はカウンターやテーブル、座敷合わせて50席程。
並んで待つまではなかったものの、開店直後ににもかかわらず、席はほぼ満席。
ビール片手にひたすら肉を食べる若者や、子供連れので楽しそうに食事する家族、おじいちゃんおばちゃんが2人で仲良く。
といった感じで、入った瞬間に地元に愛されるお店ということが伝わってきます。

びっくり亭 本家の焼肉を食する!

メニューは至ってシンプル。「焼肉かそれ以外か」という感じ。
むしろ、料理よりお酒のメニューの方が多いくらいです。
今回は、以下のメニューをオーダーしました。
- 焼肉1.5人前(1,150円)
- ご飯小(150円)
- 生ビール(550円)
注文を受けた店員さんも「1枚〜」とか「ダブル〜」とかみたいな感じで厨房にオーダを通します(笑)

待つこと、約5分。ついにきました!
びっくり亭の焼肉鉄板とは、豚肉のサガリとキャベツをニンニクと独自の調味料で炒めた料理です。
シンプルの中にもお店のこだわりがギュッと詰まっています。
この鉄板から立ち上がる煙とニンニクの匂いが食欲をめちゃくちゃそそりますね〜。
お味噌汁もセットでついてくるのも嬉しいです。
しかし、このまま普通に食べるわけではありません。
びっくり亭ならではの「おいしい食べ方」があるのです。
この食べ方こそが地元民に長年愛される所以(と勝手に思ってます。)
まずは、ジェンガのような木の棒を鉄板のに下に置き、油を鉄板の片側に集めていきます。

そして、油が溜まってきたら油に辛味噌を絡めていきます。



まずは、小さじ一杯分くらいの量を油に絡めます。
あとはひたすら、白ご飯と一緒に食べるのみ!
コチュジャンベースの辛味噌とニンニクの効いた油が、歯応えのあるお肉としっとりとしたキャベツに絡んで最高においしいです!

あっという間に完食。
本店限定のお持ち帰りメニュー
そしてそして、何やら本店でしか買えなない特別メニューがあるとのこと。

それはまさかの「餃子」!
なにやら、どうしたらお店の味を家庭でも美味しく食べてもらえるかを、考えに考えた結果餃子を開発したみたいです。
お店のホームページにもそのこだわりや思いが書かれています。

でも確かに、豚肉とキャベツとにんにくと入ったら餃子ですよねー。
もちろん、一パック買って自宅で焼いてみました。

見た目は普通の餃子ですが、お店の鉄板焼肉に負けず劣らずの肉の旨味とニンニクの強烈さ!
これは鉄板焼肉に負けず劣らずクセになる味です!
是非、お店に行った際は餃子も買ってみてください。
まさに福岡のソウルフード
びっくり亭さんは、こだわりの調理方法や食べ方がありますが、それでいて出来上がったも極めてシンプル。ただそれが抜群においしい。
地元で長年愛されるというお店ってこういうとろなんだな。とつくづく感じました。
福岡のソウルフードは何ですか?
と聞かれたら、私は迷わず「びっくり亭の焼肉」と答えますね。
まだ食べたことない方は、是非一度足を運んでみてください。