福岡・姪浜で“幻のパン屋“と言われるお店「ふるる」のパンを朝一番で買いに行って食べたので紹介します!

幻と言っても「どこにあるのか分からない」とかのレベルではないですが、その営業体系と狙いのパンの入手難易度の高さから、いつの間にかそう呼ばれるようになったそう。
姪浜エリアに住む人の多くが一度は足を運んだことがあるであろう、人気と知名度抜群のパン屋さん「パン工房 ふるる」に朝一番で足を運んでオススメのパンをいただいてきました!
この記事を書いたサラダボウラー

〈目次〉
ふるるが“幻のパン屋”と呼ばれる理由
ふるるさんが何故地元の人達に「幻のパン屋」と呼ばれるようになったのか。
大きな理由の一つに「土日しか営業していない」という点があります。
平日の朝やランチタイムなどに足を運ぶことが出来ず、近くで生活をしている人はもっと営業してほしいと考えるのではないでしょうか。

さらに開店日が土日だけということで、その分お客さんが集中するのですぐにパンが売り切れる。
つまり「なかなか開いていないし、開いてても狙いのパンが売り切れている」。
こう実感した人がたくさんいて、いつの間にか「幻のパン屋」と呼ばれるようになったのかと思います。
朝一番にお店に行ったら既にお客さんが...

そういった事前情報を姪浜の知人から仕入れた上で、筆者も実際に足を運んできました。
朝一番はお客さんも多いと聞いていたので、とにかく開店前には到着しておかないといけません。
幸いなことに家からふるるさんまでは徒歩10分ほどの距離。
それでも8時頃に到着予定と考えると、7時過ぎには起きないといけません。
普段は超夜型の筆者は必死に眠い目をこすってなんとか起床し、8時10分くらいにお店に到着。
すると、既に1〜2人のお客さんがお店の中にいらっしゃいました。
せっかくなのでお話を聞いてみると、土曜日にお仕事をされている方が多かったですが、あるパン好きの方は2週に1回は買いにこられているという猛者でした。
やはりパンのクオリティが高いということはもちろん、リーズナブルな価格で絶品パンが楽しめるという点も、パン好きからしてもたまらなく魅力的だそうです。
ふるるでオススメのパン
8時になって開店後、ソーシャルディスタンスを保つために少し時間をおいて入店。
ふるるのパンは全て当日焼き立てのものなので、店内はとても香ばしく食欲をそそる香りが漂っていました。
日によって販売しているパンは異なりますが、定番のパンもいくつかあります。
今回、店員さんに話を聞いた上で2種類のパンを購入したので、一つずつ紹介していきます。
クリームパン 税込160円

ふるるさんの数あるパンの中でも、圧倒的に人気が高く常に不動のNO.1パンがクリームパンです。
人気の秘訣は、クリームに練り込まれた程良い甘さのバニラビーンズ。

ソフト系のパンは、あまり甘くしすぎると重たくなってしまいバランスが悪くなってしまうらしいのですが、この自家製クリームは柔らかいパン生地の邪魔をしない優しい甘さに仕上げてあるそうです。
実際食べてみると、確かに甘いクリームパンなのですが「何個でも食べたい!」と思える様な軽さもあり、人気の秘密を実感しました。
ミルクフランス 税込170円

ふるるさんではミルクフランスもすぐに売り切れてしまう人気のパンです。
ハードタイプとソフトタイプがありましたが、今回筆者はハードタイプをチョイス。
クリームパンがとても柔らかいものだったので、コントラストを楽しみたくてハードタイプを選びました。

味自体は程良くまろやかでシンプルでしたが、生地の硬さとサクサクとした食感が食べ応え満載でとてもクセになる。
お店の方は「おうちで少し焼き直しても香ばしさが増して美味しいですよ」と仰っていましたが、そのままでも十二分に香ばしく食欲をそそるパンです。
電話で取り置きしてもらえるので上手く活用しよう!
土日しか開いていないことに加え、その圧倒的な人気の高さからいつ行っても欲しいパンが売ってない、という人のために、ふるるさんでは電話での取り置きを活用することが出来ます。
土日の営業日はもちろん、お店が開いていない定休日でも留守番電話に来店日と希望のパンをメッセージで残しておけば、当日購入することが出来ます。
その日に売る予定がなかったパンでも、事前に焼き上げて販売してくれるそうなので、来店日・時間と欲しいパンが決まっている方は上手く活用することをお勧めします。