親子丼と鶏塩うどん@なか卯 福岡小田部店【京風ダシの旨味と安さに感動!】

個人的に「なか卯」とお別れしてから18年の月日がたちましたが、なんとここ数年の間に福岡にも「なか卯」が進出していたのです!先日202号線を車で走っていて「なか卯」の文字をみつけたときは幻覚かと疑い、懐かしさで泣きそうになりました……!
というわけで冒頭から鬱陶しさ満載ですが、今回は愛すべき「なか卯」のご紹介をさせていただきます!
この記事を書いたサラダボウラー
〈目次〉
「なか卯」ってどんな店?

「なか卯」は関西圏を中心に、現在全国に464店舗(2020年3月時点)を構える大型チェーン店。
福岡には、半道橋と小田部に店舗があります。半道橋店は旧3号線沿いにあり、車通りの多い場所柄もあってドライブスルーでの持ち帰りが可能です!
今回私は、国体道路を姪浜方面へ直進した202号線沿いにある「なか卯 福岡小田部店」へ伺いました。
残念ながらこの日は、晴ればれとした私の心とは裏腹にどんより曇り空、というか雨でした(涙)。

この日、私が伺ったのが10時半ごろで、ランチタイムが始まったばかり。朝から何も食べずにやってきたので、食べる気満々です。
えっ、待って待って!丼と麺のセットが500円ですって、安っ!!
満腹になるまで食べるぞ〜!楽しみ!

店内に入ると、2台の券売機がお出迎え。ここでメニューを選び先にお会計。
まだ "おひとりさまご飯” に緊張していた若かりし当時の私にとっては、このシステムがとても有り難く、入店しやすかったのを覚えています。
あぁ、懐かしい……。
思い出に目を潤ませながら券売機に佇む、41歳のおばさんがひとり。

ちなみに今回私が注文したのは「親子丼(並)と鶏塩うどん(小)セット・600円」。
税込で600円ですよ!?本当に安いです。
ちなみに「鶏塩うどん」は初めて食べるメニュー。どんな味なんだろう〜ワクワク!

購入した券を店員さんに渡し、好きな席に座ります。
店内は感染予防対策バッチリ。2人掛けテーブルにもアクリル板が立ててあります。

「なか卯」はおひとりさまだけでなくファミリーも大歓迎!年齢に合わせた子ども用の椅子があり、キッズメニューも充実しているんです。
福岡ではラーメンと同様にうどんも愛されているので、ファミリーで入店しやすい「なか卯」は土地柄合っているなぁと感じました!
24時間営業!どんなときも皆のお腹を満たす「なか卯」

「なか卯 福岡小田部店」はなんと、24時間営業!朝食メニューは激安で、250円で定食が食べられちゃうんです。
当時の私も、出勤前に立ち寄っては朝食のホカホカご飯に元気をもらっていました。
あぁまた懐かしさがこみ上げる……。
涙腺ゆるゆるおばさん、ここにあり。

キッズメニューも充実しています。
安いっ!そしてボリューミー!!デザート・ジュース、さらにはお子さまプレゼントが付いていてこの値段。100回ありがとうを伝えてもまだ足りない!
大型チェーン店の底力!丁寧にとられた出汁が決め手の「なか卯」のメニュー

「親子丼と鶏塩うどん」が到着しました!ミニサイズと聞いていたうどん、結構大きいです(嬉)。真ん中にあるのは山椒で、別オーダーで付けていただきました!
ではでは、いただきまーす!

まずは親子丼から。
鶏肉は”モモ”と”ムネ”の二部位を使っています。脂が甘くツルンとした歯ごたえのモモ肉と柔らかな弾力があるムネ肉がふんだんに入っていて、満足感がすごい!

「なか卯」の親子丼は、卵の黄身の色が濃く、トロットロに仕上げられています。
若かりし頃の私は、本格的な親子丼が安価で提供されることに毎度感動していました。
しかし今回かなりの年月が経ち、さらに福岡で食しても全く変わらない味に胸が熱くなりました……!
大型チェーン店としての弛まぬ企業努力に頭が上がらぬ思いです。継続は力なり!!

「なか卯」の美味しさの秘密は「京風ダシ」にあります。
「京風ダシ」はカツオと昆布の旨味をベースに、薄口醤油で仕上げられた透明なダシ。丼・麺、全てのメニューにおいてこの「京風ダシ」が美味しさの素となっています!
「親子丼」は、そのダシが丼の底までジュワッと染みていて、最後の一口まで本当に美味しい!

唐辛子をたっぷりかけて食べてみました。
「親子丼」のほのかな甘みに唐辛子の辛味が加わって、食欲増進!安定の美味しさです〜。

次は紅生姜を乗せて食べてみましたが……。はい、優勝です!紅生姜しか勝たん!!博多ラーメンも牛丼も紅生姜しか勝たんと思っていましたが、「なか卯」の親子丼も同じでした!
旨味の濃い「親子丼」のダシに、紅生姜の酸味がめちゃくちゃ合います〜。みなさん、「なか卯」で親子丼を食べるときは紅生姜はマストですよ!オススメです!!
博多風とはまた違う美味しさ!ふわもち麺の京風うどん

「親子丼」との感動の再会により、しばし放ったらかしにされていた「鶏塩うどん」(笑)。
冷めないうちにいただきます!

ごめんなさい。ミニうどんだからと侮っていました……。
この麺、美味しいです!食感が面白い!
唇に当たる感じは「博多うどん」みたいに柔らかくてフワフワしているのですが、噛むとしっかりコシがあって「讃岐うどん」みたいなんです!
「博多うどん」も「讃岐うどん」も好きな私にとっては、お得感満載の麺です(笑)。

透明なスープには、旨味が凝縮された鶏脂がキラキラと浮いています。
一口飲んでビックリ!何だか洋風な味わいです。それもそのはず、「京風ダシ」のスープにガーリックと胡椒をタップリ効かせた仕上がり。
これは「なか卯」でしか食べられない味ですよ!

天かすがとてもキレイでした(笑)。
福岡のうどん屋さんのテーブルに置かれた〈天ぷらを揚げた際にできたであろう天かす〉も旨みがあって大好きなのですが、小粒に揃った「なか卯」の天かすがキレイでつい撮っちゃいました。
思い出に浸りながらとことんカスタマイズして食べた感動のご飯、プライスレス……ではなく驚愕の600円!最高かよっ!
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした!
「なか卯」はいつでも美味しく迎えてくれる店!

24時間どんなときも満足感を与えてくれる「なか卯」。お腹が空いたらいつでも行けるという安心感がたまりません!
さらに嬉しいのが、お客様が楽しめるように季節ごとに新商品を提供してくれる「なか卯」の向上心。今回伺ったときは「ローストビーフ丼」や「いくらあわび丼」といった豪華メニューがありました。
ランチやディナーだけでなく、早朝や深夜でもお腹と心を満たしてくれる「なか卯」のご飯をぜひ食べてみてください。安くてウマくて、本当にオススメです!