屋台出身大将の安旨メニュー@居酒屋のんちゃん【昼からOPENの焼鳥居酒屋で家族団らん】

屋台出身の「居酒屋のんちゃん」の大将が作る料理は、リーズナブルでお酒やご飯がススムものばかり。しかも屋台メニューだけでなく、新鮮な刺身や一品料理も充実しているのでシーンを問わず利用しやすいお店なのです!
さらに〈福岡の飲食店でしか飲めない特別な芋焼酎〉という希少なお酒もあるので、芋焼酎ラバーはぜひチェックしてほしいです!!
味良し・量良し・居心地良しな「居酒屋のんちゃん」の昼呑みレポートを、早速ご覧ください!
この記事を書いたサラダボウラー
〈目次〉
「居酒屋のんちゃん」はどんな店?

「居酒屋のんちゃん」は福岡市中央区六本松にあります。
市営地下鉄七隈線「六本松」駅からなんと徒歩1分!近くには「福岡市科学館」があります。

「居酒屋のんちゃん」の歴史は長く、その昔六本松に九州大学のキャンパスがあった頃からずっとこの場所で営業を続けています。
学生のために安い値段でお腹いっぱいになるようなメニューを提供し続け、大学が移転してもなおスタンスを変えずに営業している「居酒屋のんちゃん」。そんな大将の心意気が人気となり、今では学生に変わって地域住民で常に賑わうお店になりました。
「居酒屋のんちゃん」の大将や常連さんが子どもに優しい!
とある休日の午後「今日は缶じゃなくて生ビールが飲みたい!」というワガママな衝動に駆られた私。夫と子どもたちを誘って「居酒屋のんちゃん」へ15時から行ってきました!
お店のドアを開けると「いらっしゃいませ〜!」と店員さんたちの元気な声。
店内は密にならないように座席が工夫されていて、カウンターもテーブルもしっかり満席です!
賑わっていたので店内の写真を撮ることができませんでしたが、常連のお客さんたちが我が家の子どもたちを見て次々と笑いかけてくださいました。なんとアットホームなお店……。
「2階の座敷に上がってください!」と大将に促され、階段を登ります。

顔が映らないよう子供たちに後ろを向いてもらった階段の写真。天井低めの狭い階段が、子どもたちのワクワク感をくすぐっていました!

二階はゆったりとした座敷席。
子連れやファミリーは優先的に二階の座敷席をとってくれるようなので、電話予約の際に「子ども◯名」と伝えるのがオススメです!

「居酒屋のんちゃん」は全席禁煙。小さなお子さま連れの家族も安心ですね!

店内の一角にあったコルクボード。常連の子どもたちが書いたお店への労いの手紙が飾られていました。カワイイ〜!

二階からの注文は、この呼び出しボタンを押して店員さんを呼ぶシステムです。
こういうボタン、子どもが喜んで押したがるんですよね〜(笑)。
豚バラが激安!何本でも注文したくなる「居酒屋のんちゃん」の焼鳥

席に着き、飲み物が揃ったところで乾杯〜!
あぁ、染みる……!やはり生ビールは格別にウマいっ!
久々の外食でよほど嬉しかったのか、長女が人生初のコーラを注文。
「絶対飲めんって!舌ピリピリ痛いかもよ?オレンジジュースにしときなよ!」必死に説得した私。
「友達みんなコーラ飲めるもん」と意思を曲げない長女。
「コーラ飲んだら骨が溶けるよ〜」と脅す、それなら真っ先に溶けているであろう炭酸大好きパパ……。
結果、親の心配をよそに長女は「おいし〜!」とゴクゴク飲んでました。何だろう、変なところで成長を感じてしまった……。

「居酒屋のんちゃん」の焼鳥メニュー。定番の豚バラが90円と激安です!豚バラ・砂ズリは絶対に注文する私にとってはかなりポイント高し!

こちらは本日のおすすめ。
刺身に始まり揚げ物や変わりネタの串物など、かなり充実した内容です!
メニュー内の「刺身」や「餃子」などの欄にハーフサイズが記載されているのがとても親切だと思いました。おひとり様で来店するときは、ハーフサイズでたくさんの品数を食べたい!
刺身も新鮮!種類豊富な「居酒屋のんちゃん」のメニュー

まず「刺身の盛り合わせ(1,150円)」が運ばれてきました。4種類の刺身が3切れずつ入ってこの値段、安い!
ゴマ鯖が肉厚、鯛は食感がプリッとしていて新鮮でした!

「豚バラ」と「砂ズリ」。これで一本90円ですよ!?感動モノです!
「豚バラ」は脂までカリッカリに焼いてあるタイプ。好きだわぁ〜。玉ねぎと脂の甘みがたまりません!「砂ズリ」もサイズ感がちょうどよく歯ごたえがシャッキシャキ。振り塩の加減が絶妙で本当に美味しい!!

こちらは「味噌バラ(140円)」と「手作りつくね(140円)」。
「味噌バラ」はこってりと塗られた甘辛い味噌が香ばしく焼けていて、焦げた部分も旨みがたっぷり。
つくねは大葉を混ぜて練り上げた鶏だんごに、醤油ベースのタレをつけて焼き上げています。

普段は大葉が苦手で、緑色を見つけた途端に食べなくなる我が家の子供たち。疑うことなく「美味しい〜」と言いながらペロリと平らげてしまいました。なんだそりゃ!

こちらは「厚揚げ(110円)」と「ししゃも(110円)」。
「ししゃも」は炭火でパリパリに焼かれた頭の部分が香ばしく、「厚揚げ」は仕上げに塗られた砂糖醤油?みりん醤油?のほのかな甘さが引き立って美味しかったです!
初耳!福岡の飲食店でしか飲めない芋焼酎

生ビールをあっという間に飲み干し、焼酎メニューに目を向けます。
定番の焼酎から「富乃宝山」のようなちょっと良いものまであるのが嬉しい!
……ん?見たことがない焼酎が一つ。

「芋屋 波平」という芋焼酎。実はこれ、福岡の飲食店でしか飲めないという珍しい焼酎なのです。
〈飲み屋さんでしか飲めない焼酎〉〈無濾過製法、にごり仕上げ〉〈焼酎の生〉
こんな魅力的な文面見て、注文しないはずがありません!

ロックでオーダーすると、「芋屋 波平」がなみなみで(ダジャレ?)到着。
なるほど。サツマイモの甘みが強く、でも喉越しはスッキリしています。私が知っている焼酎だと「やきいも黒瀬」に近い、高級感漂う味。これで390円は安いです!
「居酒屋のんちゃん」はおつまみも充実!

ここからは今回注文したおつまみをご紹介。
まずは「イカ納豆(500円)」。新鮮なイカ刺しと納豆とウズラの黄身。これをトロットロになるまで混ぜていただきました。
イカ納豆が大好きな我が家。家族で奪い合いながらものの1分で完食!もしかして混ぜてた時間の方が長かった……?次回は2皿注文します!

値段に惹かれて注文した「焼き鯖(350円)」。350円ですよ!?本当にありがたいです。
リーズナブルでも仕事は丁寧!炭火でしっかりと焼き上げられた鯖の身が柔らかくて香ばしくて、本当に美味しかったです!

長女が注文した「シャケおにぎり(170円)」。
見るからにフワッと優しく握られたおにぎりは、お米が艶やかで間違いなく美味しいヤツです!

ホロホロと崩れそうなお米の中に、これでもかと入っているほぐし鮭!
魅力的すぎて一口食べたかったのですが、長女があっという間に平らげてしまいました。
この時点で、家族全員がかなり満腹に近い状態。そろそろお会計かな?
シメは焼きラーメンで決まり!

いえいえ。どんなにお腹いっぱいでも「焼きラーメン」の文字を見ると注文せずにはいられません……だって博多っ子やもん!出身は福岡じゃないけど!!
でもみんな満腹に近い状態だったので「焼きラーメンハーフサイズ(400円)」でシメさせていただきました!ありがたきハーフシステム!!
固めの極細麺を豚骨スープとウスターソースで炒めた、THE・屋台な味付け。コレよコレ〜!!
お腹も心も大満足です。家族で一斉に「ごちそうさまでした!」
「居酒屋のんちゃん」は子連れで気軽に通える店

帰り際、子どもたちにキャンディをいただきました。「ゆっくりできましたか?」と声を掛けてくださった大将に、食い気味に「できました!また来ます!!」と再来店宣言をして私たちはお店を後にしました。
「居酒屋のんちゃん」は、とにかく優しい店。子どもに優しく、お財布にも優しい!
六本松周辺の方、子連れで気軽に行ける居酒屋をお探しの方、昼呑みをしたい方!本当にオススメです!ぜひ行ってみてください!