デセールとルナサンドクッキー@XXOCOA(ショコア)【大名の数寄屋建築でチョコレートに舌鼓】

販売スペースの奥にあるカフェ「TABLE(テーブル)」は茶の湯の空間をコンセプトに、もてなしの心を大切にした造り。そこでは抹茶とチョコレートを融合させた極上スイーツが楽しめ、贅沢にも目の前で点てられた抹茶を頂くことができるんです!
今回はこちらのお店のレセプションに参加させていただきました。非日常の空間を楽しむことができる「XXOCOA(ショコア)」の全容を、ぜひご覧ください!
この記事を書いたサラダボウラー
〈目次〉
「XXOCOA(ショコア)」へのアクセス方法

「XXOCOA(ショコア)」があるのは福岡市中央区大名。
福岡市営地下鉄空港線「赤坂駅」から徒歩約6分の場所にあります。

こちらが「XXOCOA(ショコア)」の外観。無機質な建物からはどんなお店なのか想像がつきません。

ガラス張りの入り口。
中を覗くと、薄暗い中で美しいスイーツたちがライトアップされています。おしゃれ〜!
早速中に入ってみましょう!
シックで高級感あふれる「XXOCOA(ショコア)」の店内

ドアを開けると素敵な盆栽がお出迎え。
感染予防のためのアルコールも馴染んで高級な雰囲気。
少しばかり緊張の面持ちで店内へ……。

和風の空間が広がる中、美しい一枚板のカウンターに商品が並べられています。
まるで美術館の展示品のような、趣のあるスイーツの数々!思わず見入ってしまいました。
非日常の空間が広がるカフェスペース「TABLE(テーブル)」

物販スペースの奥にあるのは、カフェ「TABLE」。テイクアウトでは味わうことのできない極上スイーツを、目の前で実演調理方式で提供してくれます。
これは楽しみ!

スタッフの方に案内されながら進んでいくと、薄暗い空間の中に木の扉が。
もうすでに特別感が漂っています……!

「こちらからお入りください。」そう言われて、扉をあけてみると……。

和モダンなカフェ!まさに「非日常」の空間です。
「TABLE」は数寄屋〈すきや〉造り(茶室をイメージした建物の称)。茶の湯の雰囲気をコンセプトに、客人を美味しいスイーツでおもてなしするための特別な場所なのです。

違う角度から。
ゆったりと間隔をとった8席のみのカウンター。

抹茶を振る舞うための茶器や器具。まるでオシャレなインテリアのようです。
目の前で完成されていく「デセール」はまさにスイーツの饗膳(きょうぜん)!

席に着くとパティシエの男性からメニューを頂きました。
「デセール」はフランス語でデザートを意味します。丹波黒豆きな粉・黒蜜・日本酒ゼリー・アーモンドがベースの「白」、星野抹茶・チョコレート・柚子がベースの「黒」の2種類。
今回ドリンクは「抹茶(星野)(税込700円)」と「ショコラショー(税込800円)」の2種を。どちらもとても楽しみです!
甘さとほろ苦さのバランスが素晴らしい「デセール 黒」

しばらくするとパティシエの男性が現れ、目の前で「デセール」を作り始めました。
数寄屋造りの趣ある部屋、深深とした空気。そんな中、遠慮なく男性の手元をガン見する私……。
緊張が張り詰めそうな空間の中、憶することなく丁寧な作業を繰り返す姿がとても素敵!
この空間と時間がまさに今、私だけのために遣われているという贅沢にドキドキしました。

仕上げに軽く柚子の皮を削り乗せ、「お待たせいたしました」と差し出された「デセール 黒」。
シンとした空間の中、わぁ〜!と感嘆の大声を出してしまいました。お恥ずかしい……。
「器の上からホットチョコレートをかけてお召し上がりください」との事。その様子を動画で撮影しました。
こんなオシャレなスイーツを未だかつて食べたことのない私は、上がるテンションをひた隠すのに必死。はしゃぐな、自分!

溶けたチョコレートが覆い被さった「デセール」の中には、ホロっとした食感のメレンゲクッキーや抹茶味のスポンジ、そして食感のアクセントには砕いたアーモンドが。
生クリームとメレンゲの中間のようなふわっふわのバニラムースは、口の中に入れると甘く優しく何とも幸せな気分になりました。
器の中が上手く撮影出来ないほど、「デセール」はあっという間にトロトロに溶け合ってしまいました。ぜひ実際にお試しいただきたいです!
ピュアな甘さの中に日本酒の香りがきわ立つ「デセール 白」

こちらが「デセール 白(税込1800円)」。真っ白で口溶けの良いクリームにきな粉とアーモンド、そして日本酒ゼリーを重ねたスイーツです。
フワフワのクリームの中でサクッとしたメレンゲクッキーがたまに顔を出し、食感のアクセントに。
しっかりとした甘さの中で凛とした香りを放つ日本酒ゼリーが何とも大人な味!黒蜜のコクが全体を優しくまとめています。
「XXOCOA(ショコア)」が誇るドリンク「ショコラショー」

こちらは「ショコラショー(税込800円)」。濃厚なチョコレートとコクのあるミルクを融合させた贅沢なドリンクです。
鼻から抜ける強烈なカカオの香りと舌に絡みつくような甘さに、一口飲んだだけでノックアウトされてしまいました。まさにラグジュアリーなドリンク!

和の器を合わせているところがまたオシャレ。この空間の中、この器で頂くことでより一層美味しく味わえた気がしました。
おもてなしの心で点てられた「抹茶(星野)」は格別の味

パティシエの方と交代するようにして女性スタッフさんが現れ、抹茶を点てる準備を始めました。
茶道にあまり詳しくない私でも、茶器や道具がステキだということは解ります……。

驚くことに、立ったままお茶を点てていました!
凛とした姿勢で丁寧に作業する様子に、一切話しかけることなく黙って見つめるだけの私。
出来上がった器を両手でゆっくり回し、「どうぞお召し上がりください」と抹茶が差し出されました。

苦味が少なく、とても飲みやすい抹茶。あっさりとした喉越しで、濃厚なスイーツにピッタリ!
緊張しながら頂くスイーツ、美味しかったです!ごちそうさまでした。
「XXOCOA(ショコア)」の人気商品・ルナサンドクッキー

「TABLE」を後にして販売スペースへ戻ると、スタッフの方から手土産をいただきました。
何という厚遇!最後までおもてなしの心が尽きません……!

紙袋の中心で光る「XXOCOA」の文字。実はローマ字の「OCO」のデザインに変化を加えることで月の満ち欠けを表しています。
その中に入っていたのは、「ルナサンドクッキー(1個380円・税込)」の3個セット!
「ルナサンドクッキー」は「ルナ=月」を意味し、綺麗な満月をモチーフにしたクッキー。「XXOCOA(ショコア)」の一番人気商品だそうです。

「ルナサンドクッキー」は個包装になっているので、お配り用のお菓子にとても人気とのこと。3個・6個・9個ごとで箱入りの包装もできます。
洗練されたパッケージで、手土産や返礼品としても喜ばれそうですね!

画像の左側から「ホワイトチョコ」「コーヒー」「ココナッツ柚子」。
満月をモチーフに丸く乗せられたチョコレート。そしてクッキーの間にもチョコレートが挟まれています。

クッキー生地のサクッとエアリーな食感に比べ、中のチョコレートはぎゅっと圧縮したような固めの歯ごたえなので一緒に食べると不思議な感じ。
しっかりとした甘さがコーヒーにとても合います!個人的には柚子風味のホワイトチョコ×ココナッツチョコの「柚子ココナッツ」が好みでした。オススメです!
贅沢な空間で特別なひとときが過ごせる店

「XXOCOA(ショコア)」はまさに、チョコレートを五感で楽しめる店。
大切な人との記念日や自分へのご褒美に、ぜひ一度「XXOCOA(ショコア)」ならではのラグジュアリーな体験をお試しください!