福マルシェ@鳥飼八幡宮【毎月開催される九州の魅力が詰まったスペシャルイベント】

月に一度九州各地から選りすぐりの逸品が集まり、生産者と顔を合わせながら買い物が楽しめるこの催しは、遠方の来場者も多い大人気イベント!
密を避けて行われるイベントは、荒天でない限り雨天決行。今回伺った際の天気も雨でしたが多くの人で賑わっていました!
今回は鳥飼八幡宮にて2021年3月に行われた「福マルシェ」のレポートを、私が個人的に気になったお店を中心にご紹介していきます!
この記事を書いたサラダボウラー
〈目次〉
「福マルシェ」会場鳥飼八幡宮へのアクセス方法

「福マルシェ」が開催されるのは、福岡市中央区今川にある「鳥飼八幡宮」の境内。福岡市営地下鉄の「唐人町駅」と「西新駅」からどちらも徒歩8分ほどの場所にあります。
福岡西鉄バスなら「地行」停が最寄り。周辺にコインパーキングが点在しているものの、マルシェの開催日はどこも満車になることが多いので公共機関の利用をオススメします!

こちらは福マルシェのチラシ。
雨に濡れてクタッとなってしまいましたが、マルシェで利用可能なクーポン券がついた素敵なチラシです!

神社の入り口から進んでいくと見えてくる沢山のオレンジ色の屋根。
そして飲食ブースから漂ってくる美味しそうな香りに、テンションがどんどん上がっていきます!
雨天でも開催!稀有な生産品に出会える月に一度の大チャンス

「福マルシェ」の開催日は毎月第三日曜と決まっているので、よほどの荒天でない限りイベントが行われます。
この日もあいにくのお天気でしたが雨天決行ということで、傘をさした方やレインコート着用のお客さんで賑わいを見せていました。
レインコート着用だと買い物や飲食をする際に両手が使えて良いですね!

ご時世的に密にならないよう、ブースの配置に工夫がされていた今回の「福マルシェ」。
雨のおかげで、さした傘が良い感じにソーシャルディスタンスを保つという状況……。雨天決行、悪くないだろうっ。
生ライブに野菜すくい……老若男女楽しめるイベント多数!

「福マルシェ」の大きな特徴の一つが、無料ライブの開催。
マルシェ開催中の9時半から14時の間、様々なアーティストの方が美しい歌声や演奏でイベントを盛り上げてくれるんです!
私が伺った11時頃には「タカとトット」というご夫婦デュオが演奏中で、西アフリカの打楽器・ジェンベ(ジャンベとも言う)の心地良いリズムに合わせて『STAND BY ME』が奏でられると、たくさんのお客さんが集まって耳を傾けていました。

そして、「福マルシェ」では小さな子どもたちも楽しめる工夫がいっぱい!
この日は金魚すくいならぬ「野菜すくい(1回50円)」があり、子どもたちはみんな興味津々。

我がムスメたちも参加し、7歳の長女は中々器用にトマトを掬い上げていました!
4歳の次女は1個しか掬えませんでしたが、参加賞としてミニトマト5個までもらうことができたので、100円の参加費で10個のトマトをゲットしました。夕食時にいただきましたが味が濃厚でとても甘かったです!
ではここからは、今回の「福マルシェ」で私がオススメだった生産者さんたちをご紹介していきます!
オススメその1:TOBIKATAYAのホットドッグ

ホットドッグに目が無い我がムスメたちが駆け寄った先にあったブースは、手作りハム・ソーセージ専門店の「TOBIKATAYA(トビカタヤ)」さん。
福岡県八女市にあるお店で、九州産の畜産肉にこだわってハムやソーセージを製造しています。

そんな中、ムスメたちに「これが食べたい〜」と甘えられ注文したのは「チェダーチーズドッグ(税込800円)」。
自家製のソーセージに濃厚なチーズがたっぷりかかったホットドッグです。

子どもたちがシェアして食べることを知った「TOBIKATAYA」のご主人、食べやすいよう二等分にカットしてくださいました。
「私より 子どもに親切 好印象」
親である立場から、つい個人的な俳句を詠んでしまいました……!

「TOBIKATAYA」さん同様に出来立てを提供する飲食ブースが数店あるので、ところどころにイートインの場所が設置されています。
今回は雨が降っていたため、屋根がある場所にのみパイプ椅子が設置。晴天時と比べて今回はかなり席数が少なかったのですが来場者みんなが想い遣りを持ち、食べ終えたらすぐ席を譲り合っている姿をたくさん見かけジーンとしました。
オススメその2:HOKUSOGI farmの原木しいたけ

お次は大分県中津市から出店の「HOKUSOGI FARM(ホクソギファーム)」さん。原木椎茸を販売するお店です。

実物の原木椎茸を目の前にしたムスメたちは大喜び。「え!椎茸ってこうやって生えてるの!?」とはしゃぐ姿を見て、生産者さんと直接やりとりができるマルシェの醍醐味を感じました。
「椎茸取ってみる?」とお店の方が声をかけてくださり「良いんですか!?」と子ども以上に喜ぶ私。
初体験に緊張しつつ、原木から椎茸をもぎ取ったムスメたちは満面の笑顔!

「HOKUSOGI FARM」で購入したのは、見たこともない大きさの椎茸!画像の上2つがムスメたちがもぎ取った椎茸なのですが、こちらのサイズが約6cmほど。
それに比べると12cmを軽く超えているジャンボ椎茸は、お値段なんと300円(税込)。
キノコ頭がなんともシュールなパッケージも良き!
こちらは夕食時に、バター醤油で焼き椎茸にしていただきました。実はキノコが苦手なムスメたちでしたが、自ら収穫したとなれば別問題。
旨味が凝縮された肉厚の椎茸は本当に美味しくて、あっという間に完食!もっと買えばよかったと後悔しました。
オススメその3:PON Q PONのグルテンフリーマフィン

最近〈グルテンフリー〉というワードが気になる私の目に留まったのは、グルテンフリーの商品を扱う「PON Q PON(ポンキュッポン)」というお店。ネーミングセンスが何ともステキ!
「PON Q PON」は福岡市博多区大博町に店舗を構え、小麦・卵・乳を使用せずに自然の素材を活かしたパンやお菓子を製造・販売しています。
アレルギーがあるお子さまやヘルシー志向の人が安心して食べられる美味しそうなスイーツがズラリ。
小麦粉の代わりに米粉を使ったマフィンが人気で、伺った際にはすでに完売したフレーバーも多くありました。
旬の果物やキヌアなどのスーパーフードを使用して作られているグラノーラや、お店のオリジナル商品「Fruits PON bar(フルーツポンバー)」はダイエット中や身体を気遣う人にオススメ!
罪悪感なく食べられて身体が喜ぶなんて、最高です……!
マフィンが気になったので、「今月のマフィン」として販売されていた「八女抹茶あずきマフィン(税込480円)」を購入することに。

小麦粉との一番の違いは、その食感。米粉で作られたマフィンは口の中でホロっと崩れます。
優しい味で、あずきのナチュラルな甘みと抹茶のほのかな苦味が感じられました。これは美味しい!他のフレーバーも食べてみたくなりました。
オススメその4:「sandwich cafe Ful.(サンドイッチカフェフル)」のフルーツサンド

最後にご紹介するのは、「sandwich cafe Ful.(サンドイッチカフェフル)」さん。私が以前取材させていただき、大ファンになったお店です!
コロナ禍でオープンして以降、未だ1年も経たない中で今回「福マルシェ」に初出店となりました。すごいっ!

「sandwich cafe Ful.」さんのサンドイッチは、ボリュームがあり食べ応え抜群!
現在は城南区荒江にある「焼鳥居酒屋 英(はなぶさ)」さんの店舗を間借りして営業中。炭火焼鳥が入ったコラボメニュー「はなぶさサンド」も看板商品の一つです。

今回は「バナナサンド(税込500円)」とブランド苺を使用した「恋みのりサンド(税込600円)」をゲット。
「sandwich cafe Ful.」さんのフルーツサンドは、素材の存在感を出すためにクリームの口当たりを極限に軽くして全体を優しい甘さで仕上げているのが特徴。
元・給食調理師のオーナーが栄養と美味しさを追求して考案したメニューは、どれもヘルシーで美味しいものばかりです!
以前取材した「sandwich cafe Ful.」さんの記事はこちら。ぜひ読んでみてください!
「福マルシェ」の商品は完売必至。午前中に行くのがオススメです!
「福マルシェ」の開催時間は9時半から14時まで。
実は前回もお邪魔した私ですが、12時半過ぎに伺ったら半分以上のブースの商品が完売してしまっていました……。行かれる際には午前中に到着することをオススメいたします!
「福マルシェ」は毎月内容が変わるので、行く度に新たな発見ができて楽しいです。次回の開催内容は公式サイトに掲載されるので、ぜひ覗いてみてください!