福岡から行けるお出掛け紅葉スポットin雲仙!絶景登山Ⅱ

秋といえば、行楽に最高の季節!食ももちろんですが、紅葉も綺麗ですよね。
九州で押さえておきたい紅葉スポットはというと、じゃらんが発表している九州のおすすめ紅葉スポットランキング2020
1位 九酔渓(大分県玖珠郡九重町)
2位 霧島(鹿児島県霧島市)
3位 雲仙岳(長崎県雲仙市)
4位 東与賀海岸シチメンソウ群生地(佐賀県佐賀市)
5位 秋月城跡(福岡県朝倉市)
6位 えびの高原(宮崎県えびの市)
7位 竈門神社(福岡県大宰府市)
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と並びます。
今年はこのランキングの3位にランクインしている雲仙岳に行ってきましたので、ご紹介したいと思います!
この記事を書いたサラダボウラー

九州のおすすめ紅葉スポットランキング2020(じゃらんnet 参照)
https://www.jalan.net/theme/koyo/ranking/kyushu/
紅葉シーズンの雲仙は駐車場待ち渋滞が発生
雲仙岳までのルートは、
・福岡市内から高速道路を使って約3時間と少し長めのドライブ
・福岡市内から高速道路で1時間半の熊本件玉名群長洲町の長洲港まで→フェリーで長洲港~多比良港(雲仙市国見町)までフェリーで45分→多比良港から雲仙岳まで車で30分
といくつかルートがあります。
フェリーだと運転手の負担も軽減でき、遠くへお出掛けした感もより出ますよね!
私はこの日は紅葉登山が目的だったので、登山にしてはゆっくりめの8時に車で出発し高速ルートで11時頃雲仙市に到着しました。
しかし、ここで私の想定外が事態が発覚します!!!
さすがは雲仙、紅葉の名所。
紅葉シーズンともなると九州各地から雲仙の紅葉を見るために沢山の人が集まってきます。
ロープウェイの乗り場がある仁田峠駅(今回の登山口)に一番近い駐車場は11時時点で満車状態で、仁田峠駅の駐車場に向かう「雲仙仁田峠循環道路」は駐車場に入れない車で渋滞が発生しており、停められるまでに1時間かかるとのこと。
1時間も待っていたら登山を開始するのが13時近くになってしまうので、今回は少し離れた駐車場に停めて歩くことにしました。
人気の雲仙岳なので、仁田峠駅以外にも複数の無料駐車場が完備されています。
①妙見駐車儒
②野岳駐車場
③矢岳駐車場
①から③の順に仁田峠駅から遠くなっていきます。

私は仁田峠の次に近い①妙見駐車場に停めることができました。
紅葉を見にいざ出陣!
いつもだと12時に山頂到着を目安に登山を開始するのですが、今回は遅めの12時頃出発となってしまいました。
紅葉シーズンの雲仙を甘くみていました。反省・・・
妙見駐車場から仁田峠まではひたすら登りです。
登山に慣れていても地味にキツかったです。
(運動に慣れていない人は1時間待ってでも仁田峠駅に停めることをオススメします)
休み休み歩いてちょうど30分でロープウェイの乗り場がある仁田峠に到着!!!

駐車場は紅葉を見に来た車で埋め尽くされており、ロープウェイ乗り場の脇にある展望所からは今回の登山の目的地である普賢岳や平成新山、空気が澄んでいれば天草諸島まで見渡すことができます。

平成新山とは、写真左側に見える木の生えていない山で1990年~1996年の普賢岳の大噴火によって誕生した、溶岩ドームの山です。
平成新山の手前にあるのが今回登る普賢岳です。
平成新山の標高は普賢岳よりも高く、雲仙岳の最高峰となりました。
雲仙や島原の街並みを見ると、1990年から数年続いた噴火でどのあたりまで火砕流や土石流が流れてきたのかが分かります。
雲仙ロープウェイ
この日は紅葉登山が目的だったので、ロープウェイには乗らなかったのですが、2年前はロープウェイに乗り、妙見岳からの景色を楽しみました。
ロープウェイは海抜1300mの上空を渡り標高差約174m、距離にして約500mを約3分かけて移動します。
標高1300mから眼下に見渡す広大な風景は抜群です。

※「ながさき旅ネット」から引用
ロープウェイの料金と運行時間は2020年11月25日現在下記の通りとなっています。
時期によって時間に違いがあるので、行く前に調べて、時間に余裕を持って出掛けましょう。
大人往復 1,290円 小人往復 650円
大人片道 730円 小人片道 370円
運行時間 ※2020年11月25日現在
夏季(4/1~10/31) 8:31~17:23(上り最終17:03)
冬期(11/1~3/31) 8:31~17:11(上り最終16:51)
行きと帰りで違う景色を楽しみたい場合は、上りはロープウェイ、下りは歩きにするのもいいですね。
遠足気分で楽しめる雲仙 普賢岳登山
話しは戻りまして、仁田峠の展望所から景色を眺めた後は登山再開です。
紅葉で大人気の雲仙なので、登山道には「いかにも登山」という登山者だけでなく、カジュアルな服装にスニーカーで歩く人もたくさん見受けられます。
また、年齢層もお子様から年配の方まで幅広く、家族で登っている方々も多くいました。
高低差も緩やかで歩きやすい山になっていますので、ガチの登山ではなく、普段登山をしない方にも楽しめる山だと思います。

普段登山とし慣れていない方は緑のルートで紅葉茶屋まで向かい、そのまま右側の緑のルートで普賢岳山頂に行くのがオススメです。(仁田峠からの所要時間は約1時間半)
体力に自信がある方はゴロゴロとした溶岩ドームを間近に眺めることができる緑のルートで紅葉茶屋まで向かい、左回りで青いルートを巡って普賢岳までルートをオススメします!(仁田峠からの所要時間は約2時間半)

登山道は真っ赤に色づいた落ち葉たちで敷き詰められており、紅葉シーズンならではの景色を楽しみながら歩きました。

後者の青いルートでは、平成新山の溶岩ドームを間近に眺めることができます。
溶岩ドームの上から湧き上がる煙を眺めながら、山が生きているということを実感しました。
私は今回後者の青いルートを巡るコースを選択しましたが、普通のペースで歩いて2時間かからずに普賢岳山頂まで到着しました!
普賢岳山頂からの眺め

山頂からは平成新山と、周りの雲仙岳の山並み&雲仙の街並みが広がります。

山頂は比較的広く、紅葉シーズンでも昼食を取れるくらいのスペースはありました。
この日の昼食は焼鳥の缶詰を使って簡単親子丼を作る予定だったのですが、私のうっかりミスで肝心な缶詰を車に忘れてきたということが山頂で発覚し(しかもご飯を炊き始めた後)急遽予備で持って行っていたカップラーメンと炊き立てのご飯という炭水化物オンリーの食事となりました。。。
しかし、山頂で食べるカップラーメンは立派なご馳走並みの美味しさでした!笑

食事を取った後は下山開始!
秋冬は日が暮れるのが早いのでヘッドライトを持っていくと安心ですが、持っていない方は余裕を持って早めの下山を心がけてください。
下山はサクッと1時間で妙見駐車場で着きました。
雲仙岳周辺のオススメスポットをご紹介


島原鉄道の大三東駅は島原市にある駅なのですが、この駅は日本一海に近い駅と言われており、無人駅のホームのすぐ先に有明海が広がります。

幸せの黄色いハンカチが海の濃いブルーに映えてとっても素敵な空間です。

いわゆる映え写真というのを撮ることができます。
雲仙や島原に行かれる際はぜひ立ち寄ってみてください♬
今回は福岡からちょっと足を延ばして雲仙岳をご紹介しました。
これからも不定期で福岡から行けるスポットを紹介していきたいと思います!